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人的資源は無限ではないことを企業が再認識する必要があります。
長年築いてきた技術・ノウハウが企業をつくり、その伝承によって企業は支えられています。
特に、専門性の高い技術職、部下を抱える管理職、企画や設計などに中核となって携わっている社員の退職は、会社にとって大きな損失です。御社に若い女性社員がいる場合、そこで働く女性社員は結婚出産を迎える事になるということを考えておかなければなりません。厚生労働省統計情報部『人口動態統計』によると、女性の2008年平均初婚年齢は28.5歳です。平均的に考えると、20代前半から働き始め、6年前後で妊娠・出産を迎える計算になります。仕事も覚え、男女を問わずに優秀な社員が重要なポジションに就いたり、後輩も入ってきてリーダーになったりと、仕事にやりがいを感じ始める時期です。
その時期に妊娠し、問題となってくるのが『仕事と育児の両立』です。
仕事の内容、職場環境、就業状況によって両立が困難な場合、女性社員は職場を離れざるを得ません。実際に現在、女性の約7割が出産・育児を理由に退職しています。
もし、これが会社の中枢をなす仕事をしている社員であれば、御社はどうされますか? 産休・育休の制度が整っている会社でも、実はそういった制度は形式上のもので、それを実際に利用するのが仕事面、人材面で難しかったり、周囲の目が気になったりと、なかなか浸透していないのが現状です。
また、中長期的に見ると、人口減少により労働力不足についても対策を練る必要があります。外国人や高齢者の活用も考えられる中で、特に期待されているのが女性労働者です。経験を積み即戦力となった女性社員を、出産・育児期に積極的にサポートすることで、企業は優秀な社員に長く働いてもらうことができます。
その社員が退職後に安心して両立しながら働けるライバル会社に再就職することになれば、御社の技術や専門性が流出するということにもなりかねません。
【どうしてコーチングが必要なのか?】
妊娠が分かった時、働く女性の多くが喜びと同時に、今後の仕事を考えて複雑な気持ちを抱きます。「会社や周りへ迷惑をかける」、「仕事はどうなるのか」「両立はできるのか」等さまざまです。それは、仕事が専門的であればあるほど、忙しく代替要員のいない職場であればあるほど、大きな問題となって本人に押し寄せてきます。
そして、妊娠後期には育児休業に入っていきます。休業に入ると、仕事から離れて自分だけの時間を持つことになり、戸惑う方や孤独感を感じる方などがいます。この時間を有効活用するかは本人次第の分かれ道でもあります。
その後、無事に出産を迎えると、育児が始まります。最初は育児に戸惑いながらも徐々に慣れていく時期です。仕事リズムから離れて時間が経過するにつれ、赤ちゃんとの時間に幸せを感じることでしょう。復帰への迷いが生まれるのがこの時期です。「赤ちゃんと一緒にいてあげたい」、「以前のように仕事リズムで働けるのか」など、不安な気持ちも高まる傾向があるため、復帰に向けた意識付けやモチベーションアップといった精神的支援が非常に重要になります。
産休・育休は3ヶ月~1年(最長1年半)。企業によっては3年以上の場合もあります。長期のブランクは大きく、もうすっかり社会の流れ、業務の内容についていけなくなっているだろう自分自身を目の当たりにすると焦りや不安は最大に膨らみます。
そう言った様々な問題が考えられるプロセスの中で、私たちは専門的視点から見てスムーズな復帰をマタニティーコーチングという形で支援させていただきます。
女性の妊娠から出産、育児、そして復帰時にかけての精神面でのサポート、企業に対するセミナーと通しての周知活動と意識の向上、ガイドブック作成による情報提供、企業イメージのアップに繋がる、且つ優秀な社員の離職を防ぐための制度改革をして、次世代認定マーク『くるみん』取得までの支援を行います。
*『くるみん』とは、厚生労働省・都道府県労働局による少子化対策を目的として作られたもので、従業員にとって働きやすい職場環境を整える法案です。この次世代認定マーク『くるみん』を取得するためには、行動計画を策定・実施して認定を受ける必要があります。